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ラミシール錠の効果「爪水虫の治癒にかかる期間」について

ラミシール錠の効果と効能

効能・効果
爪白癬、手・足白癬、生毛部白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡、生毛部急性深在性白癬、硬毛部急性深在性白癬、爪カンジダ症、白癬性肉芽腫、スポロトリコーシス、クロモミコーシス
(1) 真菌の細胞膜の機能を低下させます。

ラミシール錠には、白癬(水虫)をはじめとした真菌感染症に対する優れた治療効果があります。真菌のエルゴステロール合成を阻害する作用によって、細胞膜に障害を引き起こして菌の生育を妨げます。
病原体を完全に死滅させる効果により、真菌症の完治が期待できます。

経口抗真菌薬であるラミシール錠は、内服後に腸から吸収された成分が、血液に乗って全身に行き渡ります。
クリームなどの外用抗真菌薬では完治が期待できない、もしくは治療に時間がかかり過ぎるような真菌症に対しても高い治療効果を示します。

爪水虫に対する効果

成分が体の内側から届くラミシール錠は、爪水虫の治療に高い効果を発揮します。
爪水虫は、爪の内部で白癬菌が繁殖して発症します。塗るタイプの外用抗真菌薬では爪に浸透しないため、薬効成分が患部にまで届きません。内服タイプであるラミシール錠では、薬効成分が血液に運ばれて病巣に対して効率的に作用します。

爪水虫に対する84.4%の有効率が実証されています。

爪水虫に対するラミシール錠の効果は、販売前に行われた有効成分テルビナフィンの臨床試験によって実証されています。爪水虫の患者263例に対してテルビナフィンが1日1回投与された結果、全体の84.4%にあたる222例に有効な治療効果が確認されました。

以上の優れた臨床効果を実現しているのは、テルビナフィンの爪甲内への優れた移行性です。テルビナフィンは血液中から爪の内部にスムーズに移行して、ラミシール錠の内服を終えた後も数ヶ月のあいだ留まり続けます。病巣で殺菌効果が保たれ続けることから、再発が起こりにくくなっています。
高い治療効果から、ラミシール錠は爪水虫治療の第一選択薬として多く処方されています。

爪水虫の治療期間は?

爪水虫に対しては、ラミシール錠の24週間の投与で有効な治療効果が確認されています。実際に爪水虫の患者96例に24週間の投与が行われた臨床試験では、治療後の検査で患者の83.3%で「陰性」という結果が確認されました。
とはいえ、爪水虫の治療に必要な期間には大きく個人差があります。病変が爪の先端部だけならば短い期間で完治しますが、爪全体もしくは爪の根本にまで病変が及んでいた場合にはどうしても長くなります。短ければ3ヶ月ほど、長ければ爪が完全に生え変わるまでにかかる1年間の治療が必要です。

効果がない場合は?

ラミシール錠を使っても全く効果が見られない場合には、水虫以外の原因が疑われます。爪に病変が現れる疾患には、爪乾癬や爪扁平苔癬など他にもいくつかあります。見た目が似ていることもあり、病院で検査を受けない限り判別は困難です。
多少の改善は見られるものの完治に至らない場合には、病変部の外科的な切除が有効です。特に爪の表面が線状になっている例や、爪甲が浮いている例では、ラミシール錠の効果だけで治すのは困難であるとされています。

その他の白癬に対する効果

爪水虫以外の白癬菌感染症に対するラミシール錠の効果に関しても、テルビナフィンの臨床成績から伺えます。
臨床試験では、角質増殖型の水虫では75.6%(93/123例)、生毛部白癬では77.8%(77/99例)、頭部白癬では100.0%(3/3)の有効率が示されました。

手足の水虫・体部白癬。頭部白癬の治療におけるラミシール錠の有効率グラフ

角質増殖型の水虫は8週間ほどで治癒します。

角質増殖型の水虫には、薬効が内側から届くラミシール錠が高い効果を発揮します。皮膚が分厚く肥厚化している角質増殖型の水虫では、外用抗真菌の吸収が悪く治療に時間がかかります。内服タイプのラミシール錠を活用することで、治療にかかる期間を大幅に短縮できます。

角質増殖型の水虫に対しては、8週間の治療でラミシール錠の有効性が確認されています。
この病型では爪水虫を合併していることが多く、その場合にはさらなる治療(半年ほど)が必要となります。

いんきんたむしなど生毛部白癬は2週間ほどで治癒します。

内服タイプのラミシール錠は、外用薬の塗布が困難な部位にできる生毛部白癬の治療に効果的です。生毛部白癬には、いんきんたむし(股部白癬)やぜにたむし(体部白癬)が含まれます。生毛部白癬の治療は外用抗真菌薬が基本ですが、患部が広範囲に及ぶ場合や手が届かない背部、目や耳、陰部に病変がある場合などにラミシール錠は治療効果を発揮します。

生毛部白癬に対しては、2週間の治療でラミシール錠の有効性が確認されています。

頭部白癬は8〜12週間ほどで治癒します。

外用抗真菌薬を使用できない頭部白癬(しらくも)の治療にもラミシール錠は効果的です。白癬菌の繁殖が根本にある毛包内にも及ぶ頭部白癬に対しては、外用薬では治療効果が望めません。むしろ刺激を与えることで、かえって症状を悪化させる恐れがあります。

頭部白癬の治療においてラミシール錠が有効性を示す期間については明確にされていませんが、2〜3ヶ月ほどの内服で治癒することが一般的です。

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