カベルタの副作用│血管拡張に伴う症状・発現頻度を高める飲み合わせ

カベルタの副作用

＜主な副作用＞

ほてり、潮紅（あから顔）、頭痛、口の渇き、鼻づまり、胸焼け、消化不良、下痢、動悸、眠気など。

カベルタの副作用は、その多くが有効成分シルデナフィルの血管拡張作用に伴う症状です。シルデナフィルの作用に慣れていないカベルタの飲み始めに実感しやすくなります。とはいえ、性交の妨げにならない軽度かつ一時的な症状であることが大半です。

カベルタの代表的な副作用はほてりや頭痛

カベルタの副作用として最も起きやすい症状は、ほてりと頭痛の2つの症状です。先発薬バイアグラの臨床試験では、どちらの症状も約10％ほどの発現率が報告されています。ほてりや頭痛ほどではありませんが、口の渇き、鼻づまり、胸やけといった副作用も生じることもあります。

頭痛やほてりといった副作用は、シルデナフィルの血管拡張作用が陰茎以外の場所で働くと起こります。脳の血管が広がることでこめかみ付近の三叉神経が刺激され、頭痛が起こります。ほてりは、皮膚内にある毛細血管が広がることで、皮膚が赤く見えるようになります。これらの副作用は、一時的な症状で危険性も低い副作用だとされています。

ほてりや頭痛といった症状は、シルデナフィルの血管拡張作用が発揮されている証拠ともいえます。カベルタを飲んでから軽度のほてりや頭痛などが起きた場合、EDに対する効き目が正常に発揮されていると考えられます。

シルデナフィルは、飲んでから約5時間前後で効き目を失います。時間が経つと自然に症状が治まり、副作用は解消されます。しかし、どうしても頭痛の副作用が気になる場合は、市販の頭痛薬と併用することができます。カベルタによる頭痛に対しては、抗炎症作用のある痛み止めも有効です。

薬の飲み合わせで起こる副作用

カベルタには危険な副作用を起こさないため、併用を避けなければならない治療薬が決められています。シルデナフィルの代謝や排泄を遅らせる薬による血中濃度の過度な上昇、血圧を下げる薬による過度な降圧、脈を整える薬によるふらつきや失神など、危険な副作用が起こる可能性があります。カベルタを飲んでいる時は、その他の医薬品との併用に注意しましょう。

また、カベルタとグレープフルーツの果肉や果汁を多く含む食品・ジュースとの飲み合わせにも注意が必要です。グレープフルーツにはシルデナフィルの排出を遅らせるフラクノマリンという酵素が含まれています。カベルタとフラクノマリンを飲み合わせると血管拡張作用が増強されて、副作用の程度や発症リスクが高まりやすくなります。

口コミに寄せられたカベルタの副作用

実際にカベルタを購入された方の口コミのうち、副作用に関するものを集めました。

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