はじめての方ですか?無料新規登録
会員登録とお客様のメリットを詳しく見る

エンパグリフロジンが配合されている通販商品

エンパグリフロジンの最新ニュース

エンパグリフロジン(製品名:ジャディアンス)の有用性に関するニュースや最新の研究論文を紹介します。

本剤は「SGLT2阻害薬」に分類される糖尿病治療薬です。2型糖尿病治療薬のほか、慢性腎臓病、慢性心不全に適応があります。最近の研究報告により、適応疾患に対する新たな効果が示唆されています。

エンパグリフロジンなどのSGLT2阻害薬は、様々な潜在的効果が見込まれ、研究が進められています。

エンパグリフロジンの心腎保護効果は中止後も持続(2024年10月)

エンパグリフロジンは投与中止後も最大12ヶ月にわたって心腎保護効果を維持した、という研究報告があります。英国・オックスフォード大学では、エンパグリフロジン投与中止後の効果に関して、プラセボ(薬効の無い偽薬)との比較試験を行いました(William G Herrington et al., 2024, [リンク])。

評価基準として、腎臓病の悪化および死亡、心血管障害による死亡といったリスクが発生した割合が比較されました。12ヶ月の追跡期間中、エンパグリフロジンを投与していた被験者は、プラセボのグループに比べ、上記のリスク発生率が軽減しました。

この結果は、エンパグリフロジンの服用中止後も心腎保護効果が維持される可能性を示唆しています。

2型糖尿病を合併する慢性腎臓病に対しMR拮抗薬(フィネレノン)との併用が効果的(2025年5月)

エンパグリフロジンとMR拮抗薬「フィネレノン」の併用が、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病に効果的であるとの研究報告があります。フィネレノンは、ミネラルコルチコイド受容体(MR)を阻害することで、ホルモンの過剰な働きを抑えて上記疾患を治療します。

米国で行われた臨床試験では、上記疾患の患者に対しエンパグリフロジンとフィネレノンの併用投与が行われました(Rajiv Agarwal et al., 2025, [リンク])。尿蛋白/クレアチニン比(UACR)が測定され、その変化を評価基準としました。

180日目における開始時からのUACR変化量は、フィネレノン単剤と比べて29%、エンパグリフロジン単剤と比べて32%、相対的に大きく低下しました。

この結果は、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病に対し、エンパグリフロジンとフィネレノンの併用療法が効果的であることを示唆しています。

エンパグリフロジンの禁忌事項

下記に該当する方はエンパグリフロジンを使用しないでください。

エンパグリフロジンを含んだ薬で過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある方

過敏症はエンパグリフロジンに限らず、全ての医薬品において起こり得るアレルギー症状です。ジャディアンスなどエンパグリフロジンを含んだ薬を飲んで過敏症を起こしたことがある方は使用できません。該当する方が再度エンパグリフロジンを摂取すると、過敏症が重症化するおそれがあります。

重症ケトーシスの方

ケトーシスとは、血液中にケトン体という酸性の物質が過剰に増えた状態です。ケトン体は、糖によるエネルギーを作れない場合に増加し、体脂肪からエネルギーを作ります。ケトン体が著しく増加すると、血液が酸性に傾いて危険な状態となります。点滴やインスリンでの治療が必要であり、エンパグリフロジンの使用は不適切です。

糖尿病性昏睡または前昏睡の方

糖尿病性昏睡は、血糖値が著しく上昇して昏睡状態に陥り、生命をおびやかす合併症です。前昏睡はその前ぶれで、意識がもうろうとしている状態です。点滴やインスリンでの適切な治療が必要であり、エンパグリフロジンの使用は不適切です。

重い感染症、手術前後、または大けがをしている方

糖尿病の方がこれらの状態になると、血糖値が大きく変動するため、インスリンによる管理が必要です。

エンパグリフロジンの働きと効果

効能・効果
2型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病
(1) 食事療法および運動療法で十分な効果が得られなかった2型糖尿病に有効です。
(2) 慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に用いられます。
(3) 末期腎不全または透析施行中の場合を除く慢性腎臓病に有効です。

一般名:エンパグリフロジン

SGLT2阻害薬という種類の糖尿病治療薬です。慢性心不全および慢性腎臓病の治療にも用いられます。

エンパグリフロジンは、血液中のブドウ糖を尿と一緒に排出することで、血糖コントロールを可能にします。糖尿病はインスリンの減少もしくは機能低下が原因です。本剤はインスリンを増やしたり強めたりする働きがないので、過剰な糖の減少による低血糖が起こりにくくなっています。1日1回の服用で、安定した血糖値を24時間維持します。

エンパグリフロジンには利尿作用もあります。体内の余分な水分や老廃物を、尿として排出します。むくみを緩和し、腎臓や心臓を保護します。慢性心不全および慢性腎臓病においては、悪化や合併症による死亡リスクを軽減します。

エンパグリフロジンは「メディカルダイエット」の薬として、減量目的で使われることもあります。これは本剤の副作用として体重の減少が認められているためです。肥満治療は適応外使用ですので、有効性や安全性は確立されていません。自由診療で処方している医療機関もありますが、使用に当たっては医師との十分な相談が必要です。

エンパグリフロジンの先発薬として、国内外でジャディアンスが認可されています。

SGLT2による再吸収を阻害し糖と水分を尿として排出

エンパグリフロジンは、腎臓にある「SGLT2」というタンパク質を阻害します。

SGLT2とは
腎臓で「再吸収」という役割を果たしているタンパク質です。再吸収は腎臓で尿を作る際、生命活動に必要なものを血液に戻す働きです。血液をろ過して作られる尿の元(原尿)のうち、約99%が再吸収されます。再吸収を行っているのは「輸送体」と呼ばれるタンパク質で、このうち糖とナトリウムを担当している輸送体がSGLT2です。

エンパグリフロジンはこのSGLT2を阻害することで、「血糖降下作用」と「心腎保護作用」を発揮します。

エンパグリフロジンの血糖降下作用

糖尿病においては、血液中のブドウ糖(血糖)の量が過剰になっています。エンパグリフロジンがSGLT2を阻害することで、ブドウ糖の再吸収が抑制されます。再吸収されなかったブドウ糖は、尿として排出されます。これにより血液中のブドウ糖が減り、血糖コントロールが可能となります。

エンパグリフロジンの心腎保護作用

慢性心不全や慢性腎臓病においては、心臓や腎臓の働きが低下して体内に余分な水分が溜まっています。エンパグリフロジンがSGLT2を阻害することで、ナトリウムが再吸収されず尿に含まれます。ナトリウムは水分を引き寄せるため、血液中の水分も尿へと移動します。尿量が多くなり、体内の余分な水分が排出されます。これにより血圧が下がり、老廃物が減少して心臓や腎臓が保護されます。

各種適応疾患に対する効果を示した臨床データ

エンパグリフロジンは、2型糖尿病および慢性心不全、慢性腎臓病に対する効果が臨床試験で示されています(17. 臨床成績, 医療用医薬品: ジャディアンス, KEGG DRUG, [リンク])。

いずれの試験も、被験者をランダムに2つの群(グループ)に分け、一方にはエンパグリフロジンを、もう一方にはプラセボを投与しました。プラセボは薬効の無い偽薬で、比較対象として用いられました。

エンパグリフロジンの糖尿病に対する最大承認用量は25mg、慢性心不全および慢性腎臓病に対する承認用量は10mgのみです。それぞれ1日1回、定められた用量および期間で投与が行われました。

2型糖尿病に対する臨床試験

2型糖尿病患者を対象とした試験では、糖尿病の指標であるHbA1cと空腹時血糖値において、プラセボとの比較検証が行われています。エンパグリフロジン群には25mgが用いられました。エンパグリフロジン群、プラセボ群ともに12週間の投与が行われました。

HbA1c
測定前のおよそ1~2ヶ月の平均的な血糖状態を知ることができる数値。血糖値の高い状態が続くと、HbA1cの値は高くなる。
空腹時血糖値
食事を摂らずに測定した血糖値。食事による血糖の上昇がない状態で測ることで、よりフラットな数値を知ることができる。
各指標における投与前後の変化量とプラセボとの差
指標 プラセボ群 エンパグリフロジン群 プラセボとの差(改善値)
HbA1c ↑ +0.10% ↓ -0.81% ↓ -0.91%
空腹時血糖値 ↑ +11.8mg/dL ↓ -23.9mg/dL ↓ -35.7mg/dL

青字↓は改善、赤字↑は悪化を示す

プラセボと比較した改善値は、HbA1cにおいては0.91%、空腹時血糖値においては35.7mg/dLでした。この結果は、エンパグリフロジンがHbA1cおよび空腹時血糖値を明確に改善する効果を示しています。

慢性心不全に対する臨床試験

左室駆出率が低下した慢性心不全患者を対象とした臨床試験では、エンパグリフロジン群に10mgが投与されました。
心血管死*または心不全による入院(初回)の割合を、プラセボと比較しました。初回入院と心血管死が重複するケースもあったため、それぞれ個別でも比較が行われました。
*心臓・血管系の病気による死亡

心不全による死亡・入院リスクの割合
死亡・入院リスク プラセボ群 エンパグリフロジン群 プラセボとの比較
心血管死または心不全による入院(初回) 24.7% 19.4% 5.3%低下
心血管死 10.8% 10.0% 0.8%低下
心不全による入院(初回) 18.3% 13.2% 5.1%低下

プラセボ群との比較により、心血管死または心不全による入院(初回)においては5.3%、心血管死においては0.8%、心不全による入院(初回)においては5.1%のリスク減少が認められました。

この結果は、慢性心不全においてエンパグリフロジンが入院リスクを軽減する効果を示しています。心血管死リスクに関してはわずかな割合となりましたが、エンパグリフロジンによって軽減できる可能性が示唆されました。

慢性腎臓病に対する臨床試験

慢性腎臓病患者を対象とした臨床試験では、エンパグリフロジン群に10mgが投与されました。
腎臓病の悪化または心血管死となった被験者の割合を、プラセボと比較しました。

慢性腎臓病によるリスクの割合
腎臓・心血管リスク プラセボ群 エンパグリフロジン群 プラセボとの比較
腎臓病の悪化 15.2% 11.6% 3.6%減少
心血管死 1.6% 1.5% 0.1%減少

プラセボ群との比較により、腎臓病の悪化においては3.6%、心血管死においては0.1%のリスク減少が認められました。

この結果は、慢性腎臓病においてエンパグリフロジンが悪化リスクを軽減する効果を示しています。心血管死リスクに関してはわずかな割合となりましたが、エンパグリフロジンによって軽減できる可能性が示唆されました。

エンパグリフロジンが配合されている糖尿病の治療薬
先発薬(国内):ジャディアンス(日本ベーリンガーインゲルハイム)
先発薬(海外):ジャディアンス(ベーリンガーインゲルハイム)

エンパグリフロジンの副作用

副作用
尿路感染、膀胱炎、外陰部腟カンジダ症、亀頭包皮炎、陰部そう痒症、高脂血症(脂質異常症)、めまい、便秘、頻尿、排尿障害、口の渇き、体重減少などが報告されています。

重大な副作用
低血糖、脱水、ケトアシドーシス、腎盂腎炎、外陰部および会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症が報告されています。

主な副作用

以下はエンパグリフロジンの添付文書(11. 副作用, 医療用医薬品: ジャディアンス, KEGG DRUG, [リンク])に記載されていた副作用の発現率です。

発症頻度:0.1〜5%
感染症 尿路感染、膀胱炎、外陰部腟カンジダ症、無症候性細菌尿
生殖系障害 亀頭包皮炎(きとうほうひえん)、陰部そう痒症(いんぶそうようしょう)
代謝および栄養障害 高脂血症
神経障害 めまい
胃腸障害 便秘
皮膚および皮下組織障害 そう痒症(そうようしょう)、発疹
腎および尿路障害 頻尿、多尿、排尿困難
一般・全身障害 口渇
臨床検査 体重減少
発症頻度:0.1%未満
感染症 外陰部腟炎、細菌性腟炎、トリコモナス症
生殖系障害 亀頭炎、外陰腟そう痒症、外陰腟不快感、包茎
代謝および栄養障害 体液量減少
血液およびリンパ系障害 血液濃縮
神経障害 味覚異常
胃腸障害 腹部膨満
皮膚および皮下組織障害 湿疹、じん麻疹
腎および尿路障害 尿量増加、尿意切迫
一般・全身障害 空腹感
臨床検査 血中ケトン体陽性、尿中ケトン体陽性

最も一般的な副作用は、尿路や性器の感染症(膀胱炎、膣カンジダ、亀頭包皮炎)です。
女性の膣カンジダでは白いおりものの増加、男性のカンジダ(亀頭包皮炎)では恥垢の増加が見られます。これらのカンジダ感染症は、いずれも陰部のかゆみを伴うことがあります(特に女性に多く見られます)。
女性の膀胱炎は排尿時の痛みや排尿困難をともないます。

他にも利尿作用によって尿量が増え、頻尿になります。体内の水分量が減り、口の渇き、便秘、めまいといった副作用につながります。服用期間中は、十分に水分補給を行うようにしましょう。副作用がひどかったり長引いたりする場合は、医師に相談してください。

重大な副作用

以下のような重大な副作用が、ごくまれな頻度で報告されています。万が一、体調に異変を感じた場合は、すぐに医師や薬剤師に相談してください。

低血糖

薬が効きすぎて血糖値が過剰に下がった状態です。主な自覚症状は、お腹がすく、冷汗が出る、血の気が引く、疲れやすい、手足のふるえ、けいれん、意識の低下などです。

脱水

利尿作用によって体内の水分量が過剰に減った状態です。主な自覚症状は、喉が渇く、体重が減る、立ちくらみ、めまい、疲れやすい、体に力が入らない、手足がつるなどです。

ケトアシドーシス

血液中にケトン体と呼ばれる物質が過剰に増え、血液が酸性に傾いた状態です。主な自覚症状は、意識の低下、吐き気、嘔吐、腹痛などです。

尿路・性器感染による重篤な症状
  • 腎盂腎炎(じんうじんえん)
  • 外陰部および会陰部(えいんぶ)の壊死性筋膜炎(えしせいきんまくえん)
  • 敗血症(はいけつしょう)

腎盂腎炎は、腎臓の感染症です。膀胱炎が悪化し、菌が尿路を経てその奥の腎臓に達した状態です。主な自覚症状は、寒気、ふるえ、発熱、背中を叩くと痛いなどです。

壊死性筋膜炎は、性器周辺の部位で急激に細胞が死んで腐敗を起こす状態です。フルニエ壊疽(えそ)とも呼ばれます。主な自覚症状は、陰部の痛み、発熱、体がだるい、陰部の皮膚が赤~赤紫色に腫れる、痛みを伴う水ぶくれができる、ただれるなどです。

敗血症は、感染症に対して制御不能な生体反応を起こす致死性の疾患です。主な自覚症状は、発熱、寒気、脈が速くなる、体がだるいなどです。

エンパグリフロジンの使用上の注意点

この項目では、エンパグリフロジンの使用に際して特に注意が必要な方や、併用に注意すべき薬について説明します。該当する方や併用薬がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。

使用に注意が必要な人

低血糖を起こすおそれのある方
  • 脳下垂体機能不全または副腎機能不全
  • 栄養不良状態
  • 飢餓状態
  • 不規則な食事摂取
  • 食事摂取量の不足または衰弱状態
  • 激しい筋肉運動
  • 過度のアルコール摂取者

上記に該当する方が本剤を服用すると、低血糖のリスクが上がります。もし低血糖の症状(ふるえ、冷や汗、強い空腹感など)が出た場合は、すぐに砂糖など糖分を含む食べ物をとって対処してください。特にα-グルコシダーゼ阻害薬を使っている場合は、砂糖では効果が出にくいことがあるので、ブドウ糖をとるようにしてください。

脱水を起こしやすい方
  • 血糖コントロールが極めて不良
  • 高齢者
  • 利尿剤と併用

上記に該当する方は、本剤の利尿作用によって水分が過剰に減り、脱水症状を起こすことがあります。脱水症状がひどいと、糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群、脳梗塞などが起こることがあるので注意が必要です。

尿路感染、性器感染のある患者

本剤の副作用として、感染症の症状がさらにひどくなる可能性があります。

1型糖尿病を合併する慢性心不全患者及び慢性腎臓病患者

本剤を使わないようにしてください。体がだるくなったり、意識がもうろうとする「ケトアシドーシス」という危険な症状が出ることがあります。

高度腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者

腎機能が非常に低下している方には血糖降下作用が期待できませんので、血糖コントロール目的で使わないでください。

中等度腎機能障害患者

本剤では、血糖値を下げる効果が十分ではない可能性があります。

高度肝機能障害患者

本剤の効果や安全性を確認するための人を対象とした試験は行われていません。

妊婦

妊娠中の女性や妊娠の可能性がある女性の2型糖尿病の治療には、本剤ではなくインスリンによる治療を受けてください。動物(ラット)を使った実験では、妊娠中期から後期にあたる時期に本剤を使うと、生まれてくる子どもの腎臓にある腎盂(じんう)や尿細管(にょうさいかん)が広がることが確認されています。また、本剤が胎児に移動することも報告されています。

授乳婦

本剤を使っている間は、できるだけ授乳を控えることが望ましいです。動物実験(ラット)では、本剤が母乳の中に出てくることが確認されています。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していないため、有効性や安全性が確立されていません。

高齢者

年をとると体の働きが弱くなり、のどの渇きなど脱水のサインに気づきにくくなることがあります。国内外で行われた2型糖尿病の治療に関する複数の試験をまとめて分析したところ、75歳以上の人では、75歳未満の人に比べて、本剤を25mg使ったときに体の水分が減りすぎるなどの副作用が起こりやすいことがわかっています。

併用に注意が必要な薬

糖尿病用薬
  • スルホニルウレア剤
  • 速効型インスリン分泌促進薬
  • α-グルコシダーゼ阻害薬
  • ビグアナイド系薬剤
  • チアゾリジン系薬剤
  • DPP-4阻害薬
  • GLP-1受容体作動薬
  • インスリン製剤等

本剤と一緒に使うと、血糖値を下げる働きが強くなりすぎて、低血糖になることがあります。特に、スルホニルウレア剤やインスリン製剤を使っている場合は、これらの薬の量を減らすことを検討する必要があります。

血糖降下作用を増強する薬剤
  • β遮断薬
  • サリチル酸剤
  • モノアミン酸化酵素阻害剤

β遮断薬は心血管障害の薬、サリチル酸剤は痛み止め、モノアミン酸化酵素阻害剤はパーキンソン病の治療薬です。これらの薬剤は、本剤の血糖降下作用を強めることがあります。
これらの薬を併用するときは、血糖値や体の様子をしっかりと確認しながら使ってください。

血糖降下作用を減弱する薬剤
  • アドレナリン
  • 副腎皮質ホルモン
  • 甲状腺ホルモン等

アドレナリンはアナフィラキシーの薬、副腎皮質ホルモンは炎症をおさえるステロイド製剤、甲状腺ホルモンは甲状腺疾患の薬です。これらの薬剤は本剤の血糖降下作用を弱めることがあります。
これらの薬を併用するときは、血糖値や体の様子をしっかりと確認しながら使ってください。

利尿薬
  • チアジド系薬剤
  • ループ利尿薬等

高血圧やむくみの治療薬です。本剤と一緒に使うと、利尿作用が強くなりすぎることがあります。そのため、必要に応じて利尿薬の量を調整するなど、注意が必要です。

リチウム製剤
  • 炭酸リチウム

躁病もしくは躁うつ病の躁状態の治療に用いる薬です。本剤がリチウムの排出を促すことで、リチウムの血液中の量が少なくなることがあります。その結果、リチウムの効果が弱くなるおそれがあります。

最近チェックした商品