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避妊方法の種類を紹介!妊娠の確率やメリット・デメリットで比較

公開日
2023年04月25日
更新日

妊娠を望まないのであれば、セックスの際には必ず避妊をしなくてはなりません。

「避妊してないけど、そんな簡単に妊娠しないだろう…」

そういった油断が重大な結果を招くことがあります。妊娠は男女双方の人生に大きく影響するのです。

避妊の手段として、日本ではコンドームが主流ですが、その方法には他にも様々な種類があります。

このページでは、コンドームや低用量ピル、IUDやIUSといった避妊法ごとの効果を比較しつつ、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

セックスの後からでも有効なアフターピルを用いた緊急避妊や、海外で行われている避妊法に関してもチェックしていきましょう。

避妊は女性の心身を守るために欠かせない大切な行為です。望まない妊娠を避けるためにも、避妊に関する正しい知識を身につけましょう。

日本で行われている避妊方法を比較

日本では、多くの人がコンドームによる避妊を行っています。しかし、避妊には他にも、低用量ピルの服用やIUD・IUSといった避妊リングの装着など、様々な方法があります。

それぞれの避妊効果を比較する指標として「パール指数」と呼ばれるものがあります。

パール指数とは
100人の女性がその避妊方法を1年間継続して行った際に妊娠した数を指す。この指数が低ければ低いほど、避妊効果が高いことが示される。

以下の表に、日本で行われている避妊方法のパール指数をまとめました。

パール指数による避妊効果の比較
避妊方法 パール指数
コンドーム 2%
低用量ピル 0.3%
IUD 0.6%
IUS(ミレーナ) 0.2%
女性不妊手術 0.5%
男性不妊手術 0.1%
リズム法 0.4~5%
殺精子剤 18%
避妊しなかった場合 85%

上記のパール指数は、それぞれの避妊法を理想的な状態で行った場合のデータです。例えばピルの飲み忘れなどといった失敗例は省かれています。

各パール指数を踏まえたうえで、それぞれの避妊方法のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

パール指数に関する参考サイト
James Trussell, et al."Contraceptive failure in the United States"Contraception. 2011 May; 83(5): 397-404.

コンドーム

メリット
性感染症の予防にも効果がある
コンビニやドラッグストアで購入できる
ゴムの素材によるアレルギーのほか副作用がない
デメリット
破損や外れるなどのトラブルが多い
避妊の成功率はやや低い
男性側の協力が必要

コンドームは、セックスの際に男性器に被せることで、精子の子宮への進入を防ぐことができます。

コンビニなどで手軽に購入できることから、日本では最もポピュラーに行われている避妊方法です。

コンドームを装着してセックスをすれば、粘膜同士の接触も避けることができるため、性感染症の予防にも効果的です。

ただし、コンドームによる避妊では、挿入中にコンドームが破ける、または男性器から外れるといった避妊の失敗に繋がるトラブルがおこり得ます。

またコンドームの装着には男性の理解・協力が不可欠であり、女性が主体的に避妊を行うことができないというデメリットもあります。

低用量ピル

メリット
正しく服用すれば高い確率で避妊できる
女性が主体となっての避妊が可能
生理不順や生理痛、月経困難症の改善にも効果的
デメリット
毎日継続して服用する必要がある
吐き気や胸の張り、むくみなどの副作用がある
人によっては服用できない場合もある

低用量ピルは、99.7%の優れた避妊効果(パール指数)が期待できる経口避妊薬です。

排卵の抑制や受精卵の着床阻害、精子の侵入阻害などの複数の働きによって妊娠を防ぎます。

優れた避妊効果の他、生理不順や月経前症候群(PMS)などを改善する効果も期待できます。

服用の際、吐き気や胸の張りなどの副作用が見られることもありますが、ほとんどの症状は時間の経過とともに治まります。

また低用量ピルの服用は、女性が主体的に行うことのできる避妊方法でもあります。女性における「自分の身体は自分で守る」という意識が高い欧米諸国では、日本と比べてピルの普及が大幅に進んでいます。

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IUD

メリット
長期的な避妊が可能
女性が主体となって避妊できる
授乳中でも装着が可能
デメリット
定期的な検診が必要
不正出血や感染症の原因となることも
自分で取り外しができない

IUDとは、子宮の中に装着することで妊娠を防ぐ避妊器具を指します。

もともとはリング状であった名残で「避妊リング」とも呼ばれますが、現在ではT字型のタイプが主流です。

IUDを子宮内に装着すると、子宮に軽度の炎症が起こります。すると卵子と精子の受精が妨げられたり、受精卵の着床がしづらくなったりするため、妊娠が阻害されます。

IUDは、一度装着すると2年ほどは交換を行う必要がありません。したがって、長期的に高い避妊効果を発揮します。

女性が主体的に行うことのできる避妊方法といえますが、IUDの装着には医師による施術が欠かせません。

また、定期的な検診を要したり、感染症の原因にもなったりなど複数のデメリットも存在します。

IUS(ミレーナ)

メリット
装着後は5年ほど避妊効果が持続する
生理痛や生理不順を改善する効果がある
薬剤の飲み忘れ等を心配する必要がない
デメリット
装着には医師の施術が必要
装着後は定期的に検診を受ける必要がある
不正出血や感染症の原因となることも

IUSとは、IUDと同様に子宮内に入れる避妊具であり、黄体ホルモン放出機能が付与されているタイプを指します。一般的には「ミレーナ」という商品名が有名です。

黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出することで、子宮内膜の増殖が抑えられ、受精卵の着床が阻止されます。

また、IUSを装着すると子宮頸管の粘液の粘りが増し、精子の進入が妨げられます。

IUSは一度装着すれば5年ほどは交換が不要で、装着している期間は持続的に高い避妊効果を得ることが可能です。

一方、IUDと同じく装着には医師の協力が不可欠であり、装着後も定期的な検診が求められます。

女性不妊手術

メリット
一度の施術で半永久的な避妊が実現
妊娠以外の性機能は保持される
避妊を気にする必要がなくなる
デメリット
生殖機能の回復が困難
手術が原因で合併症が起こることも
手術をしてもまれに妊娠してしまうことがある

女性不妊手術は、卵管に手術を施し生殖機能を失わせる避妊方法です。

女性不妊手術では、主に卵管の切除や摘出などが行われます。排卵に必要な卵管の機能を取り除くことで、半永久的な避妊が可能です。

卵管をすべて摘出するとその後の妊娠は不可能になります。しかし、卵管を残した場合はその後10年で妊娠する確率が2%とされています。

女性不妊手術は、一度行うと簡単には生殖機能を回復させることができません。また、手術をきっかけに合併症を発症してしまう恐れもあります。

女性不妊手術を希望する場合は医師やパートナーと相談し、慎重に検討しましょう。

男性不妊手術

メリット
高い確率で避妊が可能
コンドームを購入する必要がない
手術をしても妊娠以外の性機能は失われない
デメリット
一度手術を行うと元に戻すことは難しい
精子を作る機能が低下することも
精管の再建手術もあるが完全に術前に戻る保証はない

男性不妊手術は、精子の通り道である精管を切除し生殖機能を失わせる避妊方法です。

術後も射精は可能ですが、精液に精子が含まれないため、妊娠のリスクはありません。

また性欲そのものが失われることはないため、これまで通りセックスを行うことができます。

女性不妊手術と同様、男性不妊手術も一度行うと精管を元通りにすることは極めて困難です。

男性不妊手術を希望する場合は、事前にパートナーとよく話し合って検討してください。

緊急避妊(アフターピル)について

メリット
避妊に失敗した後でも緊急で避妊が可能
未成年でも処方してもらえる
喫煙者でも服用できる
デメリット
副作用が出る場合がある
性交後、できるだけ早めに飲まなければいけない
飲む時間によっては失敗する恐れも

避妊に失敗した場合や、やむを得ない理由で避妊できなかった場合でも、アフターピルを服用すれば緊急避妊が可能です。

アフターピルには、セックスの後72時間までの服用で81%の妊娠阻止率が期待できます。

アフターピルを服用すると、視床下部に黄体ホルモンの増加が伝わり、一時的に性腺刺激ホルモンの分泌が減少します。その結果、排卵が抑制されたり、排卵の時期が遅れたりすることで、避妊が実現するのです。

アフターピルは、飲むタイミングが早ければ早いほど高い避妊効果を発揮します。時間の経過とともに避妊成功率は徐々に低下していくため、注意しましょう。

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間違った避妊法

コンドームや低用量ピル、IUDやIUSなど、効果に差はあれど、どの方法も正しく行えば高い避妊効果を得ることができます。

一方で、世間では避妊に関する誤った知識が流布されていることも事実です。

以下の方法は誤った避妊法であり、行っても高い確率で避妊に失敗する恐れがあります。

  • 膣外射精
  • リズム法

それぞれの避妊法について、なぜ避妊効果を得ることができないのか、順番に説明します。

膣外射精

膣外射精とは、射精の直前に陰茎を膣から抜き、女性の体外で射精することを指します。俗に「外出し」とも呼ばれています。

膣外射精は誤った避妊法です。いくら膣内に射精しなかったとしても、避妊なしで挿入すれば、妊娠する恐れがあります。

膣外射精で妊娠が成立する理由に関わっているのが「カウパー腺液」です。

カウパー腺液とはいわゆる我慢汁のことで、男性が性的興奮を覚えた際に陰茎の先端から溢れる粘液を指します。

このカウパー腺液には精子が紛れ込むことがあるため、膣内に侵入すれば妊娠が成立するリスクがあります。

カウパー腺液の分泌は、本人の意思でコントロールできません。男性本人が自覚していなくても精子は放出されているという意識を持つことが重要です。

リズム法

リズム法とは、女性の月経周期や基礎体温をもとに妊娠しやすい日を推定する方法です。主に妊活で活用されます。

リズム法では妊娠しやすい日、妊娠しづらい日を推定することができます。

そのため、妊娠しづらい日を「安全日」として避妊せずにセックスを行う男女も多くいます。

しかし、これは間違いです。

女性の排卵時期は様々な要因によってズレることが多く、正確に割り出すことができません。

妊娠しづらい日だと思い込んでいても、実はそうではなく、結果として妊娠してしまったというケースも多く見られます。

厳密にいえば、安全日はありません。女性の身体は、避妊せずにセックスを行えば常に妊娠する可能性があります。

安全日だからといって油断せず、正しい避妊を心がけましょう。

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俗に言われる「安全日」とは、妊娠の可能性が高い排卵期以外の期間を指す言葉です。ただし、排卵期では無かったとしても、避妊なしで性交を行えば妊娠する可能性はあります。

海外で行われている避妊法

避妊法の種類が豊富な日本ですが、実は海外では、日本とはまた異なる避妊法が行われています。

以下に、海外で主に利用される避妊法をまとめました。

  • 女性用コンドーム
  • ペッサリー
  • 殺精子剤

どれも日本ではあまり普及しておらず、なじみのない避妊法です。

ここからは、それぞれの避妊法の内容やメリット・デメリットについて紹介します。

女性用コンドーム

メリット
女性が主体的に避妊できる
副作用の心配がない
性感染症の予防も可能
デメリット
コンビニやドラッグストアで購入できない
男性用コンドームより値段が高い
装着に手間がかかる

女性用コンドームとは、女性の膣内に装着するコンドームのことです。男性用のコンドームと同程度の避妊効果が期待できます。

女性用コンドームを装着すると、膣の奥深くまでゴムでカバーできるため、精子の進入を防ぐことができます。

男性側がコンドームを装着しなかった場合でも、女性が主体的に避妊することが可能です。

男性用コンドームと併用すると、ゴム同士が擦れ合って破けたり、位置がズレたりする恐れがあるため注意してください。

女性用コンドームは、男性用コンドームと比較すると一般的ではないため、商品の数が少なく値段も高い点がデメリットといえます。

また男性用コンドームと比べてサイズが大きく、装着が難しい点も大きなデメリットです。

ペッサリー

メリット
医師の手を借りず自分で着脱が可能
性交前にあらかじめ装着しておくことができる
使用後は洗って繰り返し使える
デメリット
避妊効果があまり高くない
殺精子剤と併用する必要がある
繰り返し使用するうちに破損する恐れがある

ペッサリーとは、ドームの形状をしたゴム製の避妊具です。

女性用コンドームのような膣全体を覆うものではなく、子宮の入口にあてがうフタの役割を持ち、精子の進入を防ぎます。

ペッサリーは、殺精子剤と併用して使います。ペッサリーに殺精子剤を塗布し、セックスの前に自分で装着します。

セックスの後は数時間から8時間程度は装着した状態のままにします。その後、24時間以内に外します。

ペッサリーは一度使用した後も、洗って繰り返し使うことが可能です。

複数回使うことができる点はコストパフォーマンスに優れているといえますが、肝心の避妊効果はあまり期待できません。

殺精子剤

メリット
女性が主体的に避妊できる
他の避妊具と併用できる
副作用の心配がない
デメリット
日本で購入することができない
避妊効果はあまり期待できない
避妊効果を発揮する時間が短い

殺精子剤とは、接触した精子を死滅させる効果がある薬品です。発泡剤や座薬、ゼリー、クリームなど様々な剤型があります。

殺精子剤は主に、コンドームやペッサリーと併用して使います。

使用の際は、セックスを始める10~30分前に、コンドームやペッサリーに殺精子剤を塗布します。その後、1時間が経過する前にセックスを行います。

一度使用したら、また新たに殺精子剤を塗布しなくてはならないため、注意が必要です。

殺精子剤は副作用の心配があまりないというメリットがある一方、日本の薬局では販売されていないというデメリットもあります。

また、効果を発揮する時間も1時間程度と限られており、残念ながら避妊効果はそれほど高くはありません。

最も簡便かつ確実性の高い避妊法

避妊方法には様々な種類がありますが、中でも最もおすすめしたいのが低用量ピルによる避妊です。

コンドームは手軽な避妊法ではありますが、使用には男性の協力が不可欠であり、破損などの恐れもあります。

避妊率だけでいえば不妊手術がもっとも確実ですが、女性の身体に負担がかかるうえ、一度行うと簡単には術前の状態に戻れないというデメリットがあります。

一方、低用量ピルは女性が主体となって行うことのできる避妊法です。手術などに比べると簡便で、服用にはそれほどの負担もかかりません。

低用量ピルは、正しく服用すれば99.7%という優れた避妊効果を得られます。

優れた避妊効果の他、生理不順や生理痛、月経前症候群といった生理に関するあらゆる諸症状を和らげる効果もあります。

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簡便かつ確実な効果が期待できる低用量ピルを活用して、主体的な避妊を行いましょう。

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