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イブレアクリーム

最終更新日
アジャンタファーマ 1,530円

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商品の使用期限
2027/12
お届け予定日
本日の購入で8/26 ~ 9/2前後

イブレアクリームには1%があります。

イブレアクリーム1%:30g

価格1,530円

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イブレアクリーム1%
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イブレアクリームの概要

1日1回の塗布で効く!酒さ(赤ら顔)治療の特効薬
特に腫れやブツブツを伴う第二段階(丘疹膿疱型)の酒さに効果的
臨床試験では丘疹膿疱型酒さの患者の約40%で症状が消失
日本で承認されているロゼックスゲルより高い効果・利便性が期待できる
病院で処方されるイベルメクチンクリームよりも安く入手できる

イブレアクリームの適応症

イブレアクリームの成分

イブレアクリーム(イベルメクチンクリーム)は、酒さ(赤ら顔)の治療薬です。主成分のイベルメクチンは、酒さの原因となるニキビダニを減らします。特に赤いブツブツが多発する場合に優れた治療効果があります。1日1回の塗布で効くため、利便性にも優れています。Ajanta Pharma(アジャンタファーマ)社より製造販売されています。

イブレアクリームのご購入について

商品名 IVEREA® / Ivermectin Cream 1% w/w
内容量 30g
有効成分 Ivermectin IP / イベルメクチン10mg
販売元 ajanta pharma limited
製造元 ajanta pharma limited
在庫 あり
発送元 台湾
受取先 ご自宅、郵便局留め
納期 7日から14日前後(入金確認後)
お支払方法 銀行振込 / コンビニ決済 / クレジットカード決済 / 電子マネー(WebMoney) / あと払いサービス(ペイディ)
返品 返品不可。但し、誤送や明らかな破損の場合は7日以内の連絡で対応(※補償範囲と条件)。
医薬品 自己責任においてご使用ください。
イブレアクリームを安心してご購入いただくための取り組み
偽物が混入しない安全な流通ルートを確保するために、以下の対策を徹底しております。
(1) ご注文の取り次ぎ先となるサプライヤーが持つ医薬品の取り扱いライセンスを十分に吟味しております。
(2) 専門機関への成分鑑定依頼を定期的に行い、偽造品混入の予防に最大限努めております。

イブレアクリームの特徴

イブレアクリームは、効果・利便性・コスパに優れた、酒さ(赤ら顔)の治療薬です。

有効成分であるイベルメクチンは、優れた効果から米国FDAにおいて「酒さ治療薬」として承認されている成分です。特にニキビのようなブツブツができる「丘疹膿疱性酒さ(きゅうしんのうほうせいしゅさ)」に対する効果に優れており、臨床試験では約40%の患者が症状の「消失」または「ほぼ消失」を達成したと報告されています。

また、日本で唯一承認されている酒さ治療薬であるメトロニダゾール外用薬(商品名:ロゼックスゲル)との比較試験では、病変の平均減少率を含む複数の評価項目において、イベルメクチンの優位性が示されました。

さらに、メトロニダゾールは1日2回の塗布が必要ですが、イベルメクチンは1日1回の塗布で十分な効果が得られます。塗布回数が少なく、忙しい方や薬を使い忘れがちな方にも継続しやすい点が特徴です。

このように優れた効果と利便性を兼ね備えたイベルメクチンを配合したイブレアクリームは、コストパフォーマンスにも優れています。病院で処方されるイベルメクチンクリームやメトロニダゾールクリームと比べて、より手頃な価格で入手可能です。

病院のイベルメクチンクリームと同一商品

病院の自由診療で処方されている「イベルメクチンクリーム」の多くは、イブレアクリームと同一の商品です。イベルメクチンを配合した外用薬は日本では販売されていないため、医療機関であっても海外製品を輸入して処方しています。

イベルメクチン配合の海外製品の中でもメジャーな商品であるイブレアクリームは、実際に多くの医療機関で酒さ治療薬として取り扱われています。

臨床試験では酒さ患者の約40%で症状が消失

酒さに対するイブレアクリームの効果は、有効成分イベルメクチンが投与された2つの臨床試験(Efficacy and Safety of Ivermectin 1% Cream in Treatment of Papulopustular Rosacea: Results of Two Randomized, Double-Blind, Vehicle-Controlled Pivotal Studies[リンク])によって実証されています。

米国とカナダで行われたこの2つの試験は、丘疹膿疱性酒さ(赤らみが悪化して腫れニキビのようなブツブツができる第二段階の酒さ)の患者を対象にしたものです。患者にはイベルメクチン1%配合の外用薬もしくは薬効成分を含まない偽薬(溶媒クリーム)が、それぞれ1日1回塗布されました。

12週間の治療を行った結果、以下のような効果が確認されました。

酒さが「消失」または「ほぼ消失」した患者の割合
イベルメクチン 偽薬
試験1 38.4% 11.6%
試験2 40.1% 18.8%

いずれの試験でも、イベルメクチン1%配合クリームを使用した患者の約40%において酒さの「消失」または「ほぼ消失」が確認され、その割合は偽薬群を大きく上回りました。この結果から、イベルメクチンの効果が明確に示されています。

さらに、イベルメクチンの効果は4週目の時点で既に確認されており、約1ヶ月程度で治療効果が現れることが分かりました。

また、上記の臨床試験では、被験者に対してQOL(生活の質)の改善も含めた使用感アンケートが行われています。「非常に良い」「良好」と答えた被験者の割合は、イベルメクチンの方が明確に多くなりました。

イブレアクリームは、これらの臨床試験で使用されたイベルメクチン1%を有効成分として配合しており、同等の高い治療効果が期待できます。

国内承認薬(ロゼックスゲル)より優れた効果が期待できる

イブレアクリームには、日本で唯一保険適用されている酒さ治療薬である「ロゼックスゲル」を凌ぐ有効性が期待できます。有効成分イベルメクチンには、ロゼックスゲルに配合されているメトロニダゾールに対する優位性を示すデータが報告されています。

メトロニダゾールに対するイベルメクチンの優位性は、重度の丘疹膿疱性酒さを対象に行われた臨床試験(Superior Efficacy with Ivermectin 1% Cream Compared to Metronidazole 0.75% Cream Contributes to a Better Quality of Life in Patients with Severe Papulopustular Rosacea: A Subanalysis of the Randomized, Investigator-Blinded ATTRACT Study [リンク])によって実証されています。

この試験では、イベルメクチン1%クリームおよびメトロニダゾール0.75%クリームが別々のグループに投与されました。16週目の時点で治療成功率や病変の減少率など様々な項目が比較されました。

16週目時点における各評価項目の比較
評価項目 イベルメクチンクリーム メトロニダゾールクリーム
塗布回数 1日1回 1日2回
患者評価の改善率*1 85.9% 67.5%
生活の質(DLQI)の改善割合*2 65.4% 39.2%
炎症性病変の平均減少率 85.1% 75.2%
症状が完全に消失した患者の割合 27.5% 12.3%

※1:酒さの改善を「良い」または「非常に良い」と評価した患者の割合
※2:酒さが生活に与える影響のスコアが一定値まで下がった割合

病変の平均減少率から患者による評価に至るまで、あらゆる項目でイベルメクチンが上回っていることが分かります。これらのデータは、イベルメクチンがメトロニダゾールに比べて優れた効果を発揮するだけでなく、患者の生活の質を大幅に向上させることを示しています。

さらに、イベルメクチンクリームは1日1回の使用で済むため、患者の負担が軽減され、治療を続けやすい利点があります。この利便性は、特に長期治療が必要な酒さ患者にとって大きなメリットです。また、副作用の発生率もメトロニダゾールクリームとほぼ同等で、安全性が確認されています。

臨床試験で使用されたイベルメクチン1%とメトロニダゾール0.75%は、それぞれイブレアクリームとロゼックスゲルの配合量と一致しており、この結果は前者の優位性を示しています。

酒さの治療において最もコストパフォーマンスに優れた選択肢の一つ

イブレアクリームの利点として、優れたコストパフォーマンスも挙げられます。病院で処方される酒さ治療薬よりも安く入手することが可能です。

イベルメクチンを有効成分とする外用薬は日本では未承認のため、病院では自由診療によって処方されます。自由診療は保険適応外のため診療費が全額自己負担となり、やや高額になる傾向があります。

当サイトからイブレアクリームを購入する場合の価格は1本1,530円です。病院で処方される場合の価格の相場(3,000~4,500円)と比べ、費用を半額程度に抑えられます。
また、保険適応で処方されるロゼックスゲルが1日2回塗布であることを加味した場合(相当量の価格:1,755円)、イブレアクリームの方が価格面で優れています。

酒さ治療薬の価格比較
薬品名 価格
病院処方のイベルメクチンクリーム 3,000〜4,500円(自由診療の価格相場)
病院処方のロゼックスゲル 1,755円(保険診療の価格)
イブレアクリーム 1,530円(当サイト価格)

以上のことから、イブレアクリームは酒さ治療を行う際の最もコストパフォーマンスに優れた選択肢の一つといえます。

イブレアクリームの効果

効能・効果
酒さ
(1)ニキビダニを原因とする顔の赤みや腫れ、ブツブツに有効です。

イブレアクリームは、酒さの原因であるニキビダニを死滅させ、抗炎症作用によって酒さの症状を鎮めます。酒さは重症度によって3段階に分かれますが、特に2段階目の丘疹膿疱性酒さに優れた効果があります。

丘疹膿疱性酒さはニキビのような赤いブツブツがどんどん増えていくタイプです。
持続的なほてりや肌の乾燥をともない、場合によってはかゆみや灼熱感が出ることもあります。

イブレアクリームを継続的に塗ることで、次第に上記の症状が和らいでいきます。一般的には4週間、早ければ2週間ほどで効果が実感できます。重症の場合は治療に8週間以上かかることもありますが、長期使用によるリスクはなく安全に使えます。

酒さの重症度と治療期間の目安
重症度 疾患名 主症状 治療期間
軽度 紅斑毛細血管拡張型 顔の赤らみ、血管の腫れ 2~4週間
中等度 丘疹膿疱型 赤く腫れたブツブツ 4~8週間
重度 瘤腫型 主に鼻にできるこぶ 8週間以上

人によっては使用初期に塗布部位がかぶれ、酒さが悪化したと感じる場合もあります。これはイブレアクリームに限らず、肌が弱い方が塗り薬を使う際に起こり得る副作用です。

イベルメクチンがニキビダニを駆除し炎症を防ぐ

イブレアクリームの詳しい作用機序はわかっていませんが、駆虫作用および抗炎症作用があると考えられています。

塗布部位の毛穴から浸透し、毛包内に生息するニキビダニに働きかけます。ニキビダニの神経で行われる電気信号の伝達を遮断し、麻痺状態にして死滅させます。これにより、異常に増加して悪さをしていたニキビダニが次第に減って通常量に戻ります。

同時にイベルメクチンは炎症性サイトカイン(ニキビダニなどの抗原を攻撃して炎症反応を起こすタンパク質)の生成を阻害します。炎症反応が抑えられることで、患部の赤みや腫れが抑えられます。

このような駆虫作用と抗炎症作用が同時に作用することで、既に発症している症状を治すとともに、新たな症状の発生を予防します。

ニキビと併発した酒さにはアゼライン酸が有効

イブレアクリームで改善が見られない場合、酒さとニキビが併発している可能性があります。
通常のニキビ(尋常性ざ瘡)はアクネ菌が主な原因であり、イベルメクチンクリームが効きません。

酒さとニキビを同時に治療できる薬剤として「アゼライン酸」が挙げられます。アゼライン酸は幅広い抗原に対して殺菌・駆虫作用があり、ニキビダニとアクネ菌の両方に効きます。

当サイトではアゼライン酸配合の塗り薬として、先発薬のスキノレンクリームおよびジェネリックのアジダームクリームを紹介しています。

アゼライン酸クリームの一覧

イブレアクリームの使い方(用量・用法)

下記の用量を守って、患部に直接塗ってください。

用量・用法
1回の用量 適量
1日の使用回数 1回
使用するタイミング 洗顔やスキンケアの後

イブレアクリームは1日1回、洗顔やスキンケアの後に塗布します。必ず顔を洗って清潔にしてからお使いください。洗顔後にスキンケアを行う場合は、肌が乾くまで待ちましょう。

塗布量の目安として、顎や額、鼻など患部の部位ごとにエンドウ豆ぐらいの大きさを使います。薄く均一になるよう、滑らかに塗り広げましょう。
目や唇など粘膜部位には塗らないでください。誤って口や目や鼻の中に入らないよう注意しましょう。
塗り終えたら、必ず手を洗ってください。

塗り忘れた場合、気がついた時に1回分塗ってください。ただし次の使用時間が近い場合は1回分飛ばし、次回分のみ塗布してください。

重度の酒さには抗生物質との併用が有効

ブツブツが増えたりつながったりして広範囲になると、治療も大変になってきます。このような場合はイブレアクリームに加え、抗生物質の内服薬を併用すると効果的です。抗生物質は抗炎症作用を補強し、既に出ている症状に対して治療効果を上乗せします。

酒さの治療で使われる抗生物質として、主にテトラサイクリン系が用いられます(2.丘疹膿疱型酒皶に対する内服療法, CQ S2:‌丘疹膿疱型酒皶(第 2 度酒皶)に有効な治療は何か?, CQ,推奨度,推奨文と解説, 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023[リンク])。

当サイトではテトラサイクリン系抗生物質として、ドキシサイクリンおよびミノサイクリンのジェネリックを取り扱っています。

モノドクスは、ドキシサイクリンを主成分とするビブラマイシンの海外製ジェネリックです。

ミノロックスは、ミノサイクリンを主成分とするミノマイシンの海外製ジェネリックです。

上記の抗生物質と併用する場合は、必ず各製品の用法・用量をきちんとお読みください。
抗生物質は、イブレアクリームに比べて注意点やリスクが多数あります。十分に理解した上で、ご自身に適した薬を選びましょう。

イブレアクリームの注意事項

禁忌

次に当てはまる方はイブレアクリームを使用できません。

  1. イベルメクチンを含んだ薬でアレルギー反応を起こしたことがある方
特に注意して使う必要がある人

次に当てはまる方はイブレアクリームを使用する前に医師に相談してください。

  1. 妊婦または妊娠している可能性がある女性
  2. 授乳中の女性
基本的な注意事項
ごくまれに、過敏症(薬に対するアレルギー反応)が起こることがあります。主な症状は発疹、かゆみ、じんましん、顔、唇、舌の腫れなどです。使用後に何らかの異変を感じたら、医療機関を受診してください。
イブレアクリームの注意点についての参考サイト
Ivermectin topical: Uses, Side Effects, Interactions, Pictures, Warnings & Dosing - WebMD
Ivermectin Cream: Uses & Side Effects - ClevelandClinic

イブレアクリームの相互作用

併用禁忌とはイブレアクリームと一緒に使ってはいけない薬です。併用注意とはイブレアクリームと組み合わせの悪い薬です。いずれも該当する薬はありません。

併用禁忌
なし
併用注意
なし
イブレアクリームの相互作用についての参考サイト
DailyMed - SOOLANTRA- ivermectin cream

イブレアクリームの副作用

主な副作用は、塗布部位が熱く感じる灼熱感、ヒリヒリ感(刺激感)です。臨床試験では1%未満の頻度でこれらの症状が確認されました。

ごくまれな副作用として、接触性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎も報告されています。症状として皮膚の赤み、かゆみ、発疹、乾燥が出ることがあります。

これらの副作用は、塗り薬と肌が合わない状態(かぶれ)であり、イブレアクリームに限ったものではありません。多くの場合、1週間ほどで肌が薬に慣れて症状が軽快します。症状がずっと続くような場合は医師に相談しましょう。

発症頻度:1%未満
皮膚の灼熱感、刺激感
イブレアクリームの副作用についての参考サイト
DailyMed - SOOLANTRA- ivermectin cream
Ivrea 1% Cream - Uses, Dosage, Side Effects, Price, Composition | Practo
イブレアクリームの保管方法
光、温度、湿度などにより、効果が損なわれる場合があります。以下を守って保管してください。
(1) 高温多湿を避けて、直射日光があたらないところで保管してください。
(2) 日中に長時間にわたって車中に置かないようにしてください。
(3) お子様の手が届かないところで保管してください。
(4) 使用期限を過ぎた場合は破棄してください。

イブレアクリームのQ&A

  • イブレアクリームの毛穴に対する効果は?
    イブレアクリームは、毛穴開きや角栓、黒ずみなど、その他の毛穴トラブルに対しては効果がありません。これらはいずれも酒さで起こることはないので、別の原因が考えられます。毛穴トラブルに対してはスキンケア医薬品(トレチノイン等)の使用、もしくは美容皮膚科の受診をおすすめします。
  • イブレアクリームはニキビに効く?
    アクネ菌によるニキビ(尋常性ざ瘡)には効きません。ニキビダニによるニキビ(毛包虫性ざ瘡)に対しては有効となる可能性があります。ただし毛包虫性ざ瘡は適応外であり、有効性を測定する臨床試験も行われていません。一般的に多くみられるニキビはアクネ菌による尋常性ざ瘡ですので、ニキビ治療薬の使用、もしくは皮膚科の受診をおすすめします。
  • イブレアクリームはアトピーに効く?
    アトピー性皮膚炎は適応外ですが、イブレアクリームが有効である可能性はあります。海外では、マウスを使ってアレルギー性皮膚炎への有効性を検証する臨床試験が行われました(E Ventre et al., "Topical ivermectin improves allergic skin inflammation" Allergy. 2017 Aug;72(8):1212-1221.[リンク])。結果、イベルメクチンが炎症性サイトカインを抑制する作用により、アレルギー性皮膚炎の炎症症状が緩和されました。この臨床データは、アトピー性皮膚炎への有効性を示唆しています。
  • イブレアクリームはイボに効く?
    通常のイボ(ウイルス性の尋常性疣贅)に対しては効きません。イベルメクチンが有効なのは、重症化して鼻などがイボ状になる瘤腫型酒さです。一般的に多くみられるイボはヒトパピローマウイルスが原因となります。イベルメクチンにはヒトパピローマウイルスを死滅させる効果はありません。瘤腫型酒さ以外のイボには使わないでください。
  • イブレアクリームはシミに効く?
    色素沈着や肝斑などのシミには効きません。色素沈着は炎症が酸化して黒ずんだシミ、肝斑は紫外線などでメラニン色素が増えてできるシミです。イブレアクリームは炎症による赤みには有効ですが、酸化したニキビ跡などのシミには無効です。また、メラニンに対する作用はありません。シミ消しには、ハイドロキノンなどの美白成分が有効です。
  • イブレアクリームは脂漏性皮膚炎に効く?
    脂漏性皮膚炎による赤みやかゆみには効きません。脂漏性皮膚炎の原因は肌に常在するマラセチア菌という真菌です。イブレアクリームでマラセチア菌を死滅させることはできませんので、脂漏性皮膚炎には抗真菌薬のファンゴラルクリーム(ニゾラールクリーム)を使います。ただし酒さと脂漏性皮膚炎が併発する場合もあるため、必要に応じて併用も行います。
  • イブレアクリームとロゼックスゲルの違いは?
    有効成分、日本での承認の有無、塗布回数、酒さ治療効果が違います。イブレアクリームは駆虫薬のイベルメクチンを主成分とし、日本は未承認です。塗布の回数は1日1回です。ロゼックスゲルは抗原虫薬のメトロニダゾールを主成分とし、日本で承認されています。塗布回数は1日2回です。酒さに対する効果は、イブレアクリームの方が高くなります。
  • ロゼックスゲルやアゼライン酸クリームとの併用は?
    併用によるリスクはありませんが、酒さに対する有益性は不明です。海外の臨床試験では、ニキビダニに起因する眼瞼炎(がんけんえん)に対し、イベルメクチンクリームとメトロニダゾールクリームの併用療法が行われました(Marcel Y Ávila et al., "Topical ivermectin-metronidazole gel therapy in the treatment of blepharitis caused by Demodex spp.: A randomized clinical trial" Cont Lens Anterior Eye. 2021 Jun;44(3):101326.[リンク])。結果、被験者の96.6%においてニキビダニが死滅。副作用は見られませんでした。併用療法に関する臨床データは以上のみです。
  • イブレアクリームの経過は?
    塗布を開始してから2~4週間で症状が回復し始め、継続することで効き続けます。塗り始めて最初の1週間ぐらいは、ヒリヒリ感や熱い感じ、乾燥、炎症などが出ることがあります。酒さが悪化したようにも見えますが、薬が肌に馴染めず副作用が出ている状態です。多くの場合は次第に治まり、赤みや腫れが引いてきます。完治に要する期間は重症度によって異なります。
  • イブレアクリームが効かない場合は?
    2~4週間ほど塗り続けても、症状が一向に治る気配がない場合、いくつかの原因が考えられます。まず酒さではなく別の皮膚疾患である場合。ニキビやアトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎など、酒さ以外の皮膚疾患には効きません。次に血管が膨らんだり鼻こぶができている場合。この場合はレーザーによる治療が有効です。薬が効かない場合は医師に相談しましょう。
  • イベルメクチンクリームは市販されている?
    日本国内で承認されていない海外薬品なので、市販はされていません。薬局や量販店のみならず、Amazonや楽天などの通販サイトでも買えません。Amazonでイベルメクチンクリームを検索すると、代替薬としてまずアゼライン酸クリームが出てきます。アゼライン酸クリームでも酒さの治療はできますが、イベルメクチンクリームとは違う薬です。

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