ゾビラックス

ゾビラックスの概要

ゾビラックスは30年以上の豊富な治療実績があるヘルペス治療薬

ウイルスを抑制する治療法を確立させた、初の抗ヘルペス薬です。

使用成績調査におけるヘルペス改善率は94.78％です。

重い急性型のヘルペスでも最短1週間で治癒します。

単純疱疹、帯状疱疹に対しても高い有効性を発揮します。

ゾビラックスの適応症

• 単純ヘルペスウイルス感染症
• 帯状疱疹

ゾビラックスの成分

• アシクロビル

ゾビラックスは、世界で初めて開発されたヘルペス治療薬で、アシクロビルを有効成分とした先発品です。使用成績調査において94.78％のヘルペス改善率を示しており、30年以上使われ続けている実績がある薬です。Glaxo Smith Kline（グラクソスミスクライン）社より製造販売されています。

ゾビラックスのご購入について

ゾビラックスを安心してご購入いただくための取り組み

偽物が混入しない安全な流通ルートを確保するために、以下の対策を徹底しております。

(1) ご注文の取り次ぎ先となるサプライヤーが持つ医薬品の取り扱いライセンスを十分に吟味しております。
(2) 専門機関への成分鑑定依頼を定期的に行い、偽造品混入の予防に最大限努めております。

ゾビラックスの特徴

ゾビラックスは、単純ヘルペスウイルスや帯状疱疹ウイルスなどの治療に用いられる抗ウイルス化学療法剤で、アシクロビルを有効成分とした抗ヘルペスウイルス薬の先発薬です。
日本国内では1988年に承認されて以来、30年以上経った現在でもゾビラックスはヘルペス治療に使われ続けている実績のある薬です。

ゾビラックスの有効成分であるアシクロビルが発見される以前は、病原体であるヘルペスウイルスに対する有効性を持つ成分は存在せず、症状を軽減するための対症療法しか行われていませんでした。

ゾビラックスの登場により、ウイルスを抑制するヘルペスの治療法が確立されました。
アシクロビルを使用する治療法によって、ヘルペスの発症や治療における肉体的かつ精神的負担が軽減されました。 また、死亡リスクが極めて高かった新生児ヘルペスの致死率が90％から30％、ヘルペス脳炎の致死率が70％から20％と、ともに大幅な低下が実現しました。 ゾビラックスによって、それまで困難だったヘルペスの根本治療が可能となり、多くの命が救われました。

ゾビラックスの使用成績調査におけるヘルペス改善率は94.78％です。

ヘルペスに対するゾビラックスの高い改善率は、販売後に行われた使用成績調査によって証明されています。
販売後6年間の間に8,625例を対象に行われたゾビラックスの使用成績調査において、94.78％（8,175/8,625例）の方に改善が見られました。

ヘルペスウイルスは、感染している表皮細胞の中で増殖を繰り返して、溢れたウイルスが近くの細胞へと進出することで再感染します。
感染された細胞には、免疫反応によって水ぶくれなどの病変が発生します。病変を拡げないためにも、ウイルスの増殖をできるだけ早期におさえ、感染細胞を増やさないことが必要です。ゾビラックスはウイルスの増殖を抑制して、病変の拡がりをおさえます。

重い急性型のヘルペスでも最短1週間で治癒

ゾビラックスで治療した場合と何の治療もしていない場合とでは、病状が発症してから回復するまでの期間に大きな差があります。
日本性感染症学会の発行しているガイドラインによると、高熱を伴う急性型のヘルペスでは自然治癒に2から3週間かかるとされているのに対し、ゾビラックスなどの治療薬を投与した場合では、1から2週間での治癒が可能とされています。

単純疱疹、帯状疱疹に対しても高い有効性を発揮します。

ゾビラックスの一般臨床試験では、カポジ水痘様発疹症をはじめとしたさまざまな単純疱疹に対して、89.2％の有効性（552/619例）を示しています。帯状疱疹に対する有効性は93.4％（142/152例）となっており、臨床成績ではともに高い有効性が認められています。

ゾビラックスの効果

効能・効果

単純疱疹、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症（単純疱疹）の発症抑制、帯状疱疹

ゾビラックスは、性器・口唇ヘルペスや帯状疱疹、水ぼうそうに効果のある抗ウイルス薬です。ゾビラックスの効果によって、赤いブツブツや水ぶくれなどの病変を最小限にとどめ、治癒までの期間を短縮します。

ヘルペスは1度でも感染すると、一生再発に悩まされ続ける疾患です。ゾビラックスを用いて症状を最小限におさえ、少しでもストレスを軽減することが病状の回復と生活の質を向上させます。また、ゾビラックスの成分アシクロビルがヒトの細胞やDNAに対して悪影響を与えることはありません。

有効成分アシクロビルがウイルスのDNAの複製を阻害します。

ゾビラックスは有効成分アシクロビルの持つ構造を利用することで、感染細胞内でウイルスの増殖を抑制します。ウイルスが増殖する際に必要となるのがDNAの複製です。
アシクロビルはDNAを複製する際の材料となる核酸構成成分と非常に良く似た構造をしており、感染細胞に侵入することで間違ってDNAに取り込まれます。アシクロビルを取り込んだDNAは複製が行えなくなり、ウイルスの増殖もできなくなります。

アシクロビルがDNAに取り込まれる際に細胞内でリン酸化という操作を受けます。このリン酸化には、ヘルペスウイルスから誘導されるリン酸化のための酵素が無くてはなりません。ヘルペスウイルスに感染されていない正常な細胞内ではリン酸化が起きず、感染細胞以外でアシクロビルがDNAに取り込まれることもありません。

ゾビラックスの効果について

アシクロビルが配合されている通販商品と成分について

ゾビラックスの飲み方（用量・用法）

下記の用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。

ゾビラックスは、1日5回に分けて服用する必要があります。1回の服用ごとに4時間ほどの間隔を設けて、毎日決まった時間にゾビラックスを飲むようにしましょう。

ヘルペスの場合では、最低でも5日間の服用が必須です。たとえ症状が治まったとしても、自己判断でゾビラックスの服用を中止せずに、5日間は飲み切るようにしてください。

ゾビラックスはウイルスを抑制する薬であり、抑制効果を十分に発揮させるためには服用のタイミングが重要です。発症の初期段階は最もウイルスの増殖が盛んに行われているので、この時期にできるだけ早く飲むと効果が高まります。
再発を繰り返すヘルペスにおいては、ムズムズやチクチクなど再発の予兆を感じた時点でゾビラックスを飲み始めれば、病変の出現を最小限におさえて症状を軽減できます。

ゾビラックスの飲み方について

ゾビラックスの注意事項

基本的な注意事項

意識障害等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意してください。なお、腎機能障害のある方では、特に意識障害等があらわれやすいので、状態によっては医師が自動車の運転等をしないように判断する場合があります。

ゾビラックスの注意事項についての参考サイト

医療用医薬品 :ゾビラックス(添付文書情報) - KEGG DRUG

Who can and cannot take aciclovir - NHS

ゾビラックスの相互作用

併用注意とはゾビラックスと飲み合わせの悪い薬です。併用すると（1）作用の減弱、（2）副作用の増強など、体に悪い影響がでるおそれがあります。注意しながら使うか、併用は避けることが望ましいでしょう。

併用禁忌とはゾビラックスと一緒に飲んではいけない薬です。該当する薬はありません。

併用禁忌

なし

併用注意

プロベネシド

シメチジン

ミコフェノール酸モフェチル

テオフィリン

ゾビラックスの相互作用についての参考サイト

医療用医薬品 : ゾビラックス (相互作用情報) - KEGG DRUG

Acyclovir Interactions Checker - Drugs.com

ゾビラックスの副作用

ゾビラックスの副作用は、下痢や胃痛などの消化器系の症状です。眠気やめまいなどの精神神経症状、頭痛や発熱などの全身症状が現れることもあります。

副作用が少ない薬ですが、腎機能が低下していると精神神経症状の副作用が出やすくなるので注意してください。

ゾビラックスの副作用について

発症頻度：0.1～5％未満

貧血、顆粒球減少、白血球増多、好酸球増多

肝腫大、肝機能検査値異常（AST、ALT等の上昇）

BUN上昇

下痢、軟便、嘔気、嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感

傾眠、眠気

頭痛

血清トリグリセライド値上昇、AG比低下、血清コレステロール値上昇、尿糖

発症頻度：0.1％未満

発熱、発疹、水疱、紅斑、蕁麻疹、そう痒

リンパ球増多、血小板増多

血清クレアチニン値上昇、血尿、尿円柱、蛋白尿、膿尿、排尿困難

消化不良、食欲不振

振戦、めまい、感情鈍麻

動悸

悪寒、発熱、全身倦怠感

血清アルブミン低下、血清カリウム値上昇

発症頻度不明

固定薬疹、光線過敏症

出血、紫斑、血小板減少、好塩基球増多、リンパ球減少

乏尿、結晶尿、尿閉

胃炎、舌炎、口渇、便秘、鼓腸放屁

意識障害、見当識障害、情動失禁、うつ状態、そう状態、集中力障害、徘徊、離人症、興奮、健忘、多弁、不眠、不安、言語障害、独語、異常感覚、運動失調、歩行異常、不随意運動、れん縮、しびれ感、眼振等

頻脈、不整脈、胸痛、血圧上昇、血圧低下

関節痛、筋肉痛

失神、蒼白、ほてり、浮腫、脱力感、筋力低下

肺炎、咽頭炎、呼吸困難、喘鳴、胸水、疼痛、難聴、結膜炎、視力異常、味覚障害、脱毛、発汗、低ナトリウム血症、血清蛋白低下

ゾビラックスの副作用についての参考サイト

インタビューフォーム F1_ゾビラックス錠 - 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構（PDF：1.42MB）

Zovirax（Acyclovir）: Side Effects - RxList

ゾビラックスの保管方法

光、温度、湿度などにより、効果が損なわれる場合があります。以下を守って保管してください。

(1) 高温多湿を避けて、直射日光があたらないところで保管してください。
(2) 日中に長時間にわたって車中に置かないようにしてください。
(3) お子様の手が届かないところで保管してください。
(4) 使用期限を過ぎた場合は破棄してください。

ゾビラックスの評価・口コミ（21件の評価）

ゾビラックスの口コミを全部見る

性病・感染症の薬カテゴリー

• ヘルペス治療薬
• クラミジア治療薬
• コンジローマ治療薬
• トリコモナス治療薬
• カンジダ治療薬
• 梅毒の治療薬
• 淋病の治療薬
• エイズ治療薬
• 水虫の治療薬
• その他の感染症治療薬