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イカリソウとは?男性機能への効果や副作用、摂取方法を徹底解説

公開日
2025年12月18日
更新日

イカリソウは、古くから滋養強壮や活力サポートに用いられてきた日本や中国原産の植物です。

イカリソウに含まれるイカリインなどのフラボノイドは、血流の促進や代謝機能に関わることが示唆されています。

近年の研究では、特に男性機能の維持や骨の健康、さらに脂質バランス(コレステロール)のケアなど、加齢に伴う健康課題に対する幅広い働きが報告されています。

このように、イカリソウは年齢に負けない体づくりを支える成分として注目されており、サプリメントやお茶などで手軽に取り入れることができます。

このページでは、イカリソウに関する具体的な研究データや摂取方法、安全性について解説します。イカリソウが持つ働きに興味がある方はぜひご一読ください。

イカリソウの概要

イカリソウ
イカリソウの基本情報
分類 メギ科
学名 Epimedium grandiflorum
別名 淫羊藿(いんようかく)、Horny Goat Weedなど
利用される部位 葉、茎
原産地 日本(本州)、中国など
主な成分 イカリイン、エピメジン、マグノフロリンなど
こんな方に 活力の衰えを感じている男性、更年期の症状に悩んでいる女性

イカリソウは、メギ科に属する多年草です。日本や中国などの東アジアに分布しており、国内では本州太平洋側から四国、九州にかけての温帯地域に自生しています。

古くから中国や日本の伝統医学では、強精・強壮を目的とした生薬として利用されてきました。中国の書物「本草綱目」には、羊がこの草を食べて性行動が活発になったという逸話が記されており、その由来から「淫羊藿(いんようかく)」という別名が付けられたと伝えられています。

薬用としては主に葉や茎が用いられ、フラボノイド類のイカリインやエピメジン、アルカロイドのマグノフロリンなどが含有成分として知られています。

現代では、これらの成分を含む抽出物が、滋養強壮や疲労回復などを目的としたサプリメントや健康食品として幅広く利用されています。

【性機能や骨の健康など】イカリソウの効果に関する3つの研究報告

イカリソウは、古くから滋養強壮や精力向上などに利用されてきた植物であり、近年ではさまざまな分野で研究が進んでいます。特に健康との関連について、動物実験や細胞の研究を中心に多くの報告がなされています。

イカリソウに関する注目の研究データとして、以下の3つが挙げられます。

  1. 男性機能に関する報告
  2. 骨の丈夫さに関する報告
  3. 更年期の女性に関する報告

ここからは、これらの効能について研究結果に基づき詳しく解説していきます。

男性機能に関する報告

イカリソウには、男性機能の衰えをサポートする効能が期待されています。ここでは、実際にイカリソウの成分がED(勃起不全)にどう影響するのかを調べた研究を紹介します。

動物実験や細胞レベルの研究では、イカリソウに含まれる成分「イカリイン」や「イカリシドⅡ」が、勃起機能の改善に寄与する可能性が報告されています(Marta Bonarska et al., 2025,[リンク])。

具体的なメカニズムとしては、これらの成分が血管の内側に働きかけ、血管を広げるスイッチとなる物質(NO:一酸化窒素)の生成を促進します。その結果、陰茎への血流が増加し、勃起の質や維持力が向上することが確認されました。

つまり、イカリソウには、血管の健康を整えることで、勃起機能を自然な形でサポートする可能性があることが示唆されたのです。

今後行われるであろう人間を対象とした研究の結果によっては、一般的な治療薬と併用できる天然の選択肢となるかもしれません。

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骨の丈夫さに関する報告

イカリソウは、近年の研究から骨の丈夫さに影響を与える可能性が示されています。

まず、骨粗しょう症の状態を再現したマウス(OPG欠損マウス)を使った実験では、イカリソウの主成分である「イカリイン」が、骨を作る細胞(骨芽細胞)を活性化させ、骨の量と強度を回復させることが確認されました(Xiao-Feng Li et al., 2013,[リンク])。

さらに、この働きは人間でも確認されています。中国で行われた臨床試験では、閉経後の女性100名を対象に、イカリソウ由来の成分(イカリインなど)を2年間にわたって摂取してもらう調査が行われました(Ge Zhang et al., 2007,[リンク])。

その結果、成分を摂取しなかったグループでは腰椎や大腿骨の骨密度が有意に低下したのに対し、摂取したグループでは骨密度の低下が食い止められ、健康な状態が維持されることが明らかになりました。

また、この試験では子宮内膜の増殖や、血中ホルモン値への悪影響は認められませんでした。このことから、イカリソウは副作用のリスクが少なく、長期間安心して摂取できる骨ケアの成分として注目されています。

コレステロールや脂質に関する報告

イカリソウは、骨や活力だけでなく、年齢とともに気になる脂質代謝のケアにも役立つ可能性が報告されています。

閉経後の女性90名を対象とした研究では、イカリソウのエキスを6ヶ月間摂取したグループにおいて、血液中の総コレステロール(TC)と中性脂肪(TG)の数値が有意に低下したことが報告されています(Fang-Fang Yan et al., 2008,[リンク])。

脂質バランスの乱れは、血管の老化(動脈硬化)を招き、全身の健康や男性機能にも悪影響を及ぼす大きな要因です。

イカリソウは、生活習慣リスクの元となる脂質バランスにアプローチすることで、身体の内側から健康的な巡りを支える可能性があります。

摂取量は?いつ飲む?イカリソウの摂取方法について

イカリソウの摂取方法の目安
1日の摂取量 イカリインとして60~840mg
摂取のタイミング 食後がおすすめ
摂取する形状 カプセル、タブレット、パウダー、ドリンク、茶葉

ここからは、イカリソウを効率的に活用するための摂取方法について解説します。

イカリソウの適切な摂取量は、体質や使用目的によって異なります。ここでは臨床研究で用いられている標準的な摂取量やサプリメントの形状について解説します。

適切な摂取量は60mg~840mg

イカリソウを摂取する際には、含有成分のイカリインとして摂取量を考えることが基本となっています。実際に、イカリソウを用いた研究の多くがイカリインとしての摂取量を記載しています。

有効性の目安:1日60mgから

前述した骨の健康に関する臨床試験では、1日あたり60mgのイカリインを摂取することで、有意な効果が確認されました(Ge Zhang et al., 2007,[リンク])。

このことから、イカリソウの恩恵を受けるための目安として、まずはこの「60mg」という数値を基準に選ぶことが推奨されます。

安全性の目安:1日840mgまで

健康な成人を対象に、イカリインを100mgから1,680mgまで5段階の量で摂取させた試験報告があります(E. Sherwood Brown et al., 2019,[リンク])。

この試験では、840mgまでの摂取では副作用は見られませんでしたが、最大量の1,680mgを摂取したグループにのみ、消化器系の不快感などの症状が出現しました。

これらの研究結果から、摂取量は「60mg以上、840mg未満」の範囲に留めておくことが、安全性と有効性のバランスが良いと考えられます。

食後の摂取がおすすめ

イカリソウは医薬品ではないため、基本的に決まった摂取時間はありません。しかし、成分の吸収効率や体への優しさを考慮すると、食後の摂取がおすすめです。

サプリメントや健康食品全般に言えることですが、空腹時よりも食後に摂取することで消化吸収が良くなり、胃への負担も軽減されると考えられています。

味にクセがなくどんな形状でも飲みやすい

イカリソウはさまざまな形状で流通しています。一般的にはサプリメントとして摂取されており、カプセルやタブレットの形状をしている商品が数多く販売されています。また、滋養強壮をサポートする栄養ドリンクに配合されていることもあります。

カプセル・タブレット

カプセルやタブレット型のサプリメントは、必要な栄養素を手軽に補える便利な形態です。さらに持ち運びやすく、水と一緒に飲むだけで忙しい毎日の中でも無理なく摂取を続けられます。

パウダー

パウダータイプのサプリメントは、素材を乾燥・粉砕して作られており、少量でも栄養素を効率よく摂取できます。水分が少ないため長期保存に優れ、水や飲み物に溶かして摂取できるのが特徴です。必要に応じて分量を細かく調整でき、ライフスタイルに合わせやすい点も魅力です。

ドリンク

イカリソウエキスが配合されているドリンクです。滋養強壮や疲労回復などを目的として、他の生薬や成分と一緒に配合されている栄養ドリンクも販売されています。

茶葉

適量をティーポットや急須に入れて、熱湯を注いでから3~5分蒸らして飲みます。イカリソウ茶はクセが少ないので、そのままでもミルクやレモンを加えてもおいしくいただけます。

副作用はある?イカリソウの安全性について

イカリソウは、正しく使用すれば安全であるとされていますが、使用する前に以下のような注意点について知っておきましょう。

イカリソウの摂取に不安がある方は、事前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。特に、持病のある方や他の薬を服用中の方は、自己判断での使用は避けてください。

体調への影響

イカリソウは、基本的には体調に影響することはほとんどありません。しかし、過剰に摂取すると、発熱や発汗などを起こすことがあると報告されています。

報告されている体調への影響の一覧

発疹、疼痛、灼熱感

イカリソウおよびイチョウ葉エキスを摂取していた77歳の男性に、疼痛や灼熱感を伴う発疹の出現が報告されています(Dominik Metz et al., 2009,[リンク])。

頻脈性不整脈、軽躁病

イカリソウ配合サプリを摂取していた66歳の男性に、息切れや胸痛といった不整脈の症状から病院を受診し、入院時には情緒不安定や大声でのおしゃべりが増えたりと軽躁病の症状もみられたと報告されています。なお、この症例の男性は冠動脈疾患、心房細動、虚血性心筋症、心筋梗塞、うっ血性心不全の既往歴がありました(Poojita Shivamurthy et al., 2014,[リンク])。

使用を避けるべき人

体質によっては、イカリソウの摂取が適さない場合があります。持病がある方や健康状態に不安がある方は、イカリソウを摂取する前に医師に相談してください。

特に注意が必要な人として、以下が報告されています(Special Precautions and Warnings, Horny Goat Weed, WebMD,[リンク])。

妊娠中の女性

イカリソウは妊娠中の使用について、安全性が確認されておらず、胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、妊娠している可能性がある女性はイカリソウの使用を避けてください。

授乳中の女性

イカリソウは授乳中の使用について、安全性が確認されていません。そのため、授乳中の女性はイカリソウの使用を避けてください。

出血性疾患のある人

イカリソウは血液の凝固を遅らせる可能性があり、出血性疾患を悪化させるおそれがあります。そのため、出血性疾患のある人はイカリソウの使用を避けてください。

ホルモン感受性のがんや疾患のある人

イカリソウは体内で女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをする可能性があります。乳がんや子宮がんなどホルモン感受性のがんや疾患を悪化させるおそれがあるため、イカリソウの使用を避けてください。

手術の予定がある人

イカリソウは血液の凝固を遅らせる可能性があります。手術中や手術後に出血過多を引き起こす可能性があるため、手術を控えている方は使用しないでください。

併用に注意が必要な薬

イカリソウは、一部の薬との飲み合わせに注意が必要です。一緒に摂取することで、薬の効果が強まったり弱まったりする可能性があります。
現在何らかの薬剤を服用している場合は、イカリソウを摂取する前に医師や薬剤師に相談してください。

特に注意が必要な薬として、以下が報告されています(Interactions, Horny Goat Weed, WebMD,[リンク])。

降圧薬

降圧薬は、血圧を下げる作用があり、主に高血圧の治療に使用されます。イカリソウと併用すると、血圧が低くなりすぎてしまうことがあります。

抗凝固薬、抗血小板薬

血液が固まるのを遅らせる薬です。血栓の形成を防ぐことで動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞などを予防するために使用されます。イカリソウと併用すると、あざや出血のリスクが増加するおそれがあります。

エストロゲン製剤

卵胞ホルモン(エストロゲン)が配合されている薬です。更年期障害や不妊症などの改善に使用されます。また、エストロゲンは避妊薬にも配合されていることがあります。イカリソウはエストロゲンの作用を強める可能性があり、併用すると効果や副作用が増強されるおそれがあります。

CYP1A2代謝薬
  • テオフィリン
  • オランザピン
  • クロザピンなど

CYP1A2という酵素によって代謝される薬です。ぜんそくで使う薬や抗精神病薬などがあります。イカリソウと併用すると、これらの薬の効果や副作用に影響する可能性があります。

CYP2B6代謝薬
  • ボノプラザンフマル酸塩
  • クロピドグレル硫酸塩
  • セルトラリン塩酸塩など

CYP2B6という酵素によって代謝される薬です。食道炎やうつ病の治療、血栓の形成予防などに使用されます。イカリソウと併用すると、これらの薬の効果や副作用に影響する可能性があります。

【日々の生活をパワフルに!】イカリソウ配合サプリ3選

イカリソウの摂取には、手軽に摂取できて継続しやすいサプリメントがおすすめです。イカリソウ以外の天然成分が配合されているものもあり、期待する効果がより得やすいというメリットもあります。

ここからはイカリソウが配合されているおすすめのサプリを3つ紹介します。

サイズプロウルトラ

サイズプロウルトラ
商品名 SizeproULTRA
販売元 ShipOffers
価格 5,980円
内容量 30錠
配合成分 イカリソウ、サンザシ、アルギニン、ダミアナ、ノコギリヤシ、ムイラプアマ、イチョウ、高麗人参、トリビュラス(ハマビシ)、カツアバ、大豆たんぱく、ナイアシンアミドなど

サイズプロウルトラは、今回紹介する中でトップクラスとなる「280mg」のイカリソウを配合しつつ、最も手に取りやすい価格を実現しているのが最大の特徴です。

イカリソウの高配合に加え、一酸化窒素(NO)の材料となる「アルギニン」もカバー。「成分の濃さ」と「続けやすさ」の両方を妥協したくない方に、自信を持っておすすめできる一本です。

ギガマックスパワー

ギガマックスパワー
商品名 GIGA MAX POWER
販売元 ShipOffers
価格 7,680円
内容量 60カプセル
配合成分 イカリソウ、サンザシ、ノコギリヤシ、ダミアナ、ムイラプアマ、イチョウ、高麗人参、トリビュラス(ハマビシ)、ナイアシンアミドなど

ギガマックスパワーは、250mgのイカリソウに加え、「ナイアシン(ビタミンB3)」を他商品の約2倍(75mg)配合している点が特徴です。

ナイアシンは、補酵素としてエネルギー産生を助けるほか、巡りをサポートする働きでも知られています。アミノ酸(アルギニン)に頼らず、ビタミンとハーブの力で熱い活力を生み出したい方に適しています。

エンハンス9

エンハンス9
商品名 ENHANCE9
販売元 ShipOffers
価格 6,980円
内容量 30錠
配合成分 イカリソウ、サンザシ、アルギニン、ダミアナ、ノコギリヤシ、ムイラプアマ、イチョウ、高麗人参、トリビュラス(ハマビシ)、カツアバ、大豆たんぱく、ナイアシンアミドなど

エンハンス9は、男性のコンディション維持に欠かせない成分を網羅しており、イカリソウを「日々の活力源」として取り入れたい方に最適です。

イカリソウを含む16種類の成分が、年齢とともに気になるスタミナやバランスの乱れを補うように働きます。ここぞという時の瞬発力だけでなく、長期的な健康維持も意識したバランス型サプリメントです。

大人の健康を支えるイカリソウ

イカリソウは、日本や中国などの東アジアに自生するメギ科の植物で、古くから「淫羊藿(いんようかく)」として滋養強壮に用いられてきました。

近年の研究では、主成分であるイカリインなどの働きにより、血流を促して男性機能をサポートするだけでなく、骨密度の維持や脂質バランス(コレステロール)のケアなど、加齢に伴う健康課題に幅広く役立つ可能性が報告されています。

サプリメントやお茶など手軽に摂取できる形でも流通しており、日々の活力サポートや健康維持に取り入れやすい天然素材です。

ただし、持病のある方や薬を服用中の方は、使用前に医師や薬剤師へ相談するようにしましょう。

正しい知識を持って活用することで、イカリソウは年齢に負けない活力ある毎日を支えるパートナーとなるはずです。

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